【午前免除】基本情報技術者試験の勉強法と使用した教材

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公開から1年以上前の記事です。
2023年4月以降新制度となり、試験範囲の変更があります。
受験しない試験の記事は更新のしようがないので、この記事の内容は参考程度に留めてください。

合格発表から2ヶ月以上経ってしまいましたが、基本情報技術者試験について、私が実際にやった勉強方法や使用した教材を中心にまとめてみました。

一言でいうと、午前免除修了試験制度を利用して、先に午前試験に相当する部分を合格→以降は午後試験の勉強のみに集中するという方法です。
また感想の段落にも記載しましたが、利用した通信講座の方から質問形式のインタビューを受けました。
受験にまつわることであれば、この記事で十分だと思うので、よろしければご覧下さい!
会話形式なので読みやすいです。
※妙に長くなってしまったので、目次を利用して適宜ジャンプしてください。

試験の概略

概略…と言いつつ、受験を決めた人は公式を見ると思うので、例えば受験料とか試験範囲とかを事細かに書くつもりはありません。

午前試験は用語の意味や四則計算レベルの計算問題などで、問題数と試験時間から計算すると、1問当たりにかけられる時間は2分もありません。
計算問題で多少時間はかかると思いますが、問題数から分かるように、結構サクサク解いていくことになります。
CBT方式になったので、マークシートを塗りつぶすより、マウスのクリックで済むと思うのでその辺は短縮できているのではないかなと思います。

午後問題は、必須問題は必須なので解くしかないですが、選択問題の選択が難しいです。
ソフトウェア開発分野のプログラミング言語の選択は、どれか1つを選ぶのにそこまで苦労はしないと思うのと、散々ネット上で紹介&説明されているので割愛。

以下は、出題分野とそれに対応する出題数、そして実際に選択する問題数の一覧です。

分野 出題数 選択数
    • ソフトウェア・ハードウェア
    • データベース
    • ネットワーク
    • ソフトウェア設計
4分野から3問出題 合計4問から2問選択
    • プロジェクトマネジメント
    • サービスマネジメント
    • システム戦略
    • 経営戦略・企業と法務
4分野から1問出題

受験を決めた頃は、どこからどう選ぶのかがよくわからなくて混乱していました。
以前の出題形式では選択できる問題数が多く(必要解答数も多かったですが、その分文量が少なかったと考えられます。)、不得意分野は捨てて、他の分野で解答数を満たすことが出来ました。
しかし、新しい出題形式になり問題数が減ったため、特定の分野を捨てるといったことはリスクが高い状態です。

午前免除修了試験制度

2021年度試験から、CBT方式に完全移行したため、有り難みが減りました…。
以前は、午前試験→お昼休憩→午後試験と拘束時間が長く、なかなか辛い1日でした。
頭を使う午後試験が文字通り午後にあるので、午前が思うように行かなかった…とショック状態だったり、昼食後の睡魔に襲われたり(長文を読まなければならないので尚更…!)、とかなり過酷な状況になります。
それを救済してくれる(?)有難い制度です。

名称の通り、先に午前試験に相当する部分を受験し合格しておく、という制度です。
これを利用することで残りの時間を午後試験対策に充てられます。
(正確には、午前免除修了試験に合格した人が受験する午後試験のことを免除試験と言います。)

制度詳細や免除試験の過去問題を見てみたい方はIPAの説明ページへ

本試験の予約期間は約2ヶ月ありますので、その時間差を利用すれば午後試験の勉強は大丈夫!と言う人は、無駄な出費になるので利用しなくてもOKです。

ただこの制度のメリットは、

  • 受講する講座によっては、午前免除修了試験が2回挑戦できること
  • 修了試験合格→認定者となってから1年以内の試験は免除可能なこと

の2点が挙げられます。

いくらCBT方式で午前と午後別々に、日時が自由に選択できるといえど、当然ですが各試験は1回のみです。
が、修了試験は(受講する講座によりますが)2回受験できます。
そうです。1回目がダメでも、もう一度チャンスがあります!
試験なのに凄くないですか?!

また修了試験に合格して認定されてから、1年以内の日程の免除試験の予約ができます!
受験しようとしている試験が仮にダメだったとしても、およそ半年後の次の試験も免除試験のみの受験で済みます。

もちろん制度を利用するために講座を受講するので、独学よりはお金はかかりますが、もちろん講座なので勉強しやすい環境が整っています。
自発的に勉強することが苦手 / より確実に合格したい / 掛けられる保険はかけておきたい
こういった方におすすめです。

ただ注意点として、当然ですが本試験が始まる前に、修了試験を受講することになります。
2回チャンスがある講座は1ヶ月ほどのスパンがあり、例えばこれからですと6月と7月にあるようです。
私が利用した講座は、6月上旬が講座の申し込み期限でしたので、1ヶ月という期間が、純粋な勉強時間や講座内の試験合格などの条件達成に必要な時間とも考えられます。
以上より、制度を利用した受験を考えている方は、下期試験対策で2回受験を考えているのであれば、おおよそGW頃が期限のようなので、今申し込みするのが最善です。

モチベーションが維持できれば、勉強を始めるタイミングは早いに越したことありません。
ちなみに私は早割のようなものに釣られて、昨年の4月1日に申し込んでいました。(笑)

午前免除修了試験は…完全独学より、スタートを早めないといけなかったり、講座を受ける分費用はかかったりするが、合格をより確実にしたい人におすすめ

使用した教材

ということで、実際に私が使用した教材の紹介です。

SEプラスの独習ゼミ 基本情報技術者総合対策コース

午前免除修了試験制度のために私が申し込んだ講座で、パソコン上での問題演習と参考書がメイン教材になります。
パソコンでの問題演習は、少しやりづらかったですが、ペーパー試験と思っていた昨年10月試験延期により、年明けからCBT方式になってしまったため、ある意味練習になりました。

参考書タイトルは以下になります。

  • 絵で見ておぼえる基本情報技術者 増補改訂版
  • 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集2020年版
  • 長文読解対策テキスト『午後問題が解ける本』
  • プログラミング対策テキスト『速習言語』

上2冊が午前向け、下2冊が午後向けですが、午前の知識がないと午後試験は解けないので、結構フルに活用します。

同封の手引きにも記載がありますが、まず初心者向けの「絵で見て〜」を読み理解していきます。
私は分かりにくいところなど補足的に「出るとこだけ~」を読みました。
この際、修了試験の受験資格を満たすため、時間記録をしていきます。
またパソコン演習での修了テストの合格も受験資格条件なので、期限内に合格しておきます。

修了試験合格後は、「午後問題が解ける本」で国語の勉強をしつつ、書籍と内容がリンクしているパソコン演習で午後問題に慣れていきました。
言語は仕事でExcelを使用していることから、表計算を考えていたため後回しにしていましたが、アルゴリズムや長文の午後問題で時間がかかってしまうとは露知らず…。
「速習言語」の表計算問題も、疑似言語のあるマクロ以外・・・・・・・・・・・・は、あまりつまづくことなくできたので、これは良くないとアルゴリズムの参考書を買いに走りました。

ちなみに、「出るとこだけ~」は市販でも販売されています。
分野の分け方がIPAのシラバスと異なっていたり、計算問題は章が分かれていたりするので、その点が人によっては使いづらいかもしれません。
ただ目次を見ると、最新版はCBT方式についての説明や、新しく午後問題や疑似言語についても触れているので、より試験対策しやすくなっていると考えられます。

「試験によく出る問題と用語 TOP100ランキング」付いています!

基本情報技術者試験.com

情報セキュリティマネジメント試験の勉強でもお世話になったWebサイトの姉妹サイトで、その中の過去問道場のページで午前問題の練習をしました。
パソコンはもちろんのことスマホ表示にも対応しており、ちょっと手持ち無沙汰の時や、昼休みの合間、寝る前などにちょこちょこやっていました。
分野や試験回を指定しての出題も可能で、また単に問題と解答が載っているだけでなく、解説もあるのでありがたかったです。
それでも分からない時などは、参考書を熟読したり、ネットの海を検索したりしました。

追加で購入した参考書

基本情報技術者 大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法 ~流れ図と擬似言語~ 第4版

どうしてもアルゴリズムでつっかえてしまい、購入した参考書です。
アルゴリズムというか疑似言語を読むことはできるのですが、いかんせんトレースにすごく時間がかかてしまい、また集中力も必要なことから、長いと途中で投げ出してしまうこともあったため、これは数をこなさないといけないな…と感じ購入しました。
矢沢先生の「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本 第2版」とも迷ったのですが、矢沢先生は受講している通信講座の講師もしているため、解説の仕方や考え方の説明などが同じだろうと考え、あえて違う見方もできるように大滝先生の本にしました。

大型書店に行けば両方置いてあると思われるので(私が行った名古屋のジュンク堂には両方ありました)、アルゴリズムの本が必要と感じた方は、実際に見比べてみるのも良いと思います。
2冊とも、短いアルゴリズムから段階を追って難易度が上がるので、初心者にも徐々に力が付けられる本となっています。。

かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 令和2年度秋期

過去問題だけであれば公式に載っていますが、特に知識が十分でない初期の頃は解説がないとさすがにしんどいなぁ、と感じ購入しました。
こちらと双璧を成す「基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集」と迷いましたが、対策問題(予想問題的なもの)が載っていたことと、修了試験に合格したことで、午後問題の勉強時間があるのでは?→Python勉強するか!となり、Pythonについてのサンプル問題解説以外のページもあったため、こちらにしました。
また購入後でしたが、10月試験延期のアナウンスがあったため、マークシート付きのパーフェクトラーニングの価値が低くなり、殊更かんたん合格で良かったと感じています。

時間配分等考えて通しで解きたかったので(令和2年度から試験形式が変わっているので、過去問題で素直に時間配分はできません。)、タブレットに公式の過去問題を表示し、チラシの裏に解答やメモを書いた上で、答え合わせ後解説をじっくり読む→誤答の多い分野の参考書を読むというスタイルで過去5回分ほどやりました。

勉強スケジュールとざっくり感想

箇条書きで、スケジュール感、勉強スタイル、受験時の様子等記載しました。
ほとんど感想のような気もしますので、読み飛ばしてもらって結構です。
トータルで170時間くらい勉強していました。

午前免除修了試験まで

  • 4月1日に申込→3日に発送連絡=その後数日以内に教材到着
  • 午前免除修了試験の為に、6月中旬までは午前問題の勉強に特化
  • 平日1時間、休日は2~3時間、予定がある時はなにもしない
  • 修了試験までの勉強時間は75時間(受験資格として67時間以上の学習記録が必要)
  • 体感で8~9割取れる状態で、6月に修了試験を受験
  • 緊張からか、合格したものの7割ほどしか得点できず(噂では過去の午前問題とほぼ同じ問題ということで、本試験より合格しやすいらしい)

(最近本番で力出せないパターンが多いので、メンタル鍛えねばならんと思っていますが、どうやったら鍛えられるのか…。)

本試験まで

  • 通信講座受講の目的は、午前免除修了試験の合格=受講の重要度が下がったものの、一応それに合わせてスケジュールを組む
  • スケージュールに詰め込みすぎ&長文読解力の無さ&同居人がの音でイラつく→進捗は遅れていく…
  • 延期アナウンス=本試験予定日の1か月前時点では、疑似言語にまだまだ不安が残る&言語は全く手つかず→延期はある意味ありがたかった
  • 合格が確実な方=表計算選択で過去問題を解きつつ、時間があるならとpaizaラーニングのPython入門で概要を掴んでいく
  • 新しいことは少し触っていない日があるとどうしても忘れる
  • paizaラーニングの動画解説は分かりやすいが、オタク向け感のある演出が不要と感じる&動画の中で特定の解説を探すのがやりにくい=書籍を買って腰を据えた方が良いなと諦め、過去問題や苦手分野を潰すことを繰り返す
  • 通信講座は最初こそきちんとこなしていたが、過去問題をやり始めた11月頃(問題集の購入は8月で1回解いただけで止まっていた)から、ほとんど触らなくなる
  • 本試験までの勉強時間は95時間(結構怠けた)=修了試験前と合わせて、合計170時間くらいの勉強時間
  • 過去問題は得点にムラはあったが、常に合格圏内=案外行けるやん!となりサボりがち
  • 本試験は土日の開催が少ないとネット上で目にした
  • 10月試験申込組の優先申込期間初日(12月1日)に、その時一番先の日程、かつ平日であった1月29日に受験を決める(勉強に自信がないだけ)
  • 朝一に受験し、お昼はご褒美に何か良いものを食べようと考え、ワクワクする(フラグ)

本試験

  • そもそもCBT方式の試験は初めてで、おどおどしながら会場へ
  • 受験票はあらかじめ各自プリントアウトし、その情報と、免許証等の本人確認書類、写真による顔の確認、持参した筆記具による自筆のサイン、コロナ対策のための検温等受付で済ませ、荷物は全部ロッカーにしまい、しばし待機
  • 座席番号の書かれた紙きれを貰い、全員に配られたところで、簡単な案内の後番号ごとに座席に向かう
  • 着席して準備が整った人から順番に初めて良いそうで、そこに少し戸惑いつつも試験開始
  • まず画面に表示されている自分の番号と名前が合っているかの確認=筆記での名前記載ミスだとかは無くなるのでありがたい
  • メモ用紙や筆記具は、持参したものではなくあらかじめ用意されているものを使用
  • 時計は使用不可。画面に常に時間が表示されている
  • 各席は背の高めのパーティションで囲われていて圧迫感あり
  • 選択問題の選択でミスったか?と焦りつつ、なんとか終えて残り時間3分で退出(無意味)
  • 退出時は、座席番号の書かれた紙や、メモ用紙筆記具等すべて持って受付へ
  • この際も替え玉対策か、再度自筆のサインを求められる
  • 問題は当然だが、メモ用紙も持ち帰られない
  • 問題が持ち帰られない≒公開されていないため、画面に表示させて疑似的な練習はできない
  • 最新版の参考書に載っている過去問題が、令和元年度秋試験のものであるのもこれが理由と考えられる

受験後

  • 受験後はプロメトリック社からスコアレポートがメールで送られてくる
  • 得点ではなく問題ごとの正答率を表示している=選択していない問題は0%と表示される
  • 解答した問題に対しての正答率なので、仮に選択にチェックミスがあっても、その情報は加味されない模様
  • 要は、選択問題で問4を解いていても、選択チェックが誤って問3に入っていた場合、スコアレポートは問3は0%、問4は(例えば)80%と表示され、他の問も正答出来ていれば、合格と予想してしまう
  • が、実際には問3にチェックされている=3問を選択し得点は0点ということになってしまい、合否を大きく左右する
  • 過去問道場の掲示板では、私と同時期に受験した方の、その事態に陥ったと思われる書き込みあり(スコアレポートでは十分な正答率にも関わらず、実際は不合格だった)
  • ちなみに私は、選択問題2つは66%、苦手なはずのアルゴリズムは72%、表計算も72%、完答したかった情報セキュリティは100%で、平均して75.2%なのでまあ合格だろうという、なんとも微妙な点数
  • 選択問題はもうちょっと頑張れよっていう
  • 情報セキュリティは一昨年の秋に情報セキュリティマネジメント試験に合格済みのため、完答できてよかった
  • スコアレポートとは別に、忘れたころに成績通知書が圧着はがきで届く
  • そこでは76点と書かれていた。問題の配点と正答率から逆算した点数と合致していることが分かる(20点*100%+15点*66%*2問+25点*72%*2問=20点+20点+36点=76点)

全体を通して…

  • 勉強できる時間があった割に、真面目に勉強していなかったなぁ…と感じる
  • Pythonの勉強頑張りたかったなぁ、とか
  • まあサンプル問題見て、サインコサインとか懐かしいけど、もうどういうものか忘れている状態で、やらなくて良かったとも思う
  • 半分は自己満足の受験で若干悔いが残るが、この資格がないと意味がないというものでもなく、今は合格できたからOKくらいに捉えている
  • 知識のあるうちに応用情報技術者試験を受験すべきとは思うが、定年が過ぎバイト・パート中の両親…というか母が、老後の資金を気にしているので、次はFP2級の勉強をしていこうと考え中
    基本情報技術者試験を受験するくらいのモチベーションの方なら、応用情報技術者試験やそれに類する試験を受験しようと考えている人も多いと思うので、特段の予定がなければ、個人的にはそのまま勉強を続け、ステップアップをしていく方が良いと考えています。
ちなみに1月受験の合格率が5割の理由は、4月・10月と受験できずにいた人たちが多かった=累計勉強時間が長く、1月に申し込む程度にはモチベーションの高い人たち、といったことが要因ではないかなーと考えられます。
マウスイメージ

【余談その1】プログラミング言語の選択について

私はPGやSEではなく、文系学部なのに何故かあったお試し的な授業でCやVisual Basicを、オタク気質で自分のブログ・HPを持ちたいという思いからHTML・CSSを、楽したいという理由から仕事でコピペのVBAを、そして最近流行りだしとPythonを、どれも全部初歩の初歩だけ触ったことのある人間です。
なので、具体的にこの言語はここが難しいor分かりやすいと言うようなことはしません。

例えば仕事でExcelを触るのであれば、勉強量を減らす為にも表計算一択です。(VLOOKUP関数だとか触れていると尚良し。)
マクロ部分で疑似言語を使用しているので、アルゴリズムの勉強も兼ねることが出来、勉強量を短縮しつつ、演習もできます。(実際私がそうです。)

もちろん、C、Java、Python、アセンブラの中で、学んだことのある言語があればそれをやる方が近道です。
疑似言語はC言語と構文が似ているらしいので、Cの経験があればCで良いと思います。

時間もあるしせっかくだから新しく学びたいという動機もアリだと思っています。(Pythonを途中で投げ出した私が言うのもアレですが。)
というよりどちらかと言えば、これを作りたい!→作るにはどの言語を学べばいいか?→言語決定だと思うので、何か目指すものがあればそれで良いと思うのです。
私がWebデザインや何かWebサービスを作ってみたいと思って、とりあえず最初にHTMLとCSSを学んでいるのと一緒です。
そして親和性が高そうなのでPythonを…と思った次第です。

【余談その2】独学はどうする?

独学についてですが、今回は私は経験していないので、あまり多くは語りません。

検索すると沢山おすすめの参考書が出てきます。
例えば、「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年」や「令和03年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」などが売れているようですね。
相性があると思うので、やはり書店で見比べるのがおすすめです。

あとは、苦手とする人が多いアルゴリズムの対策本と、知識がない人にはプログラミング言語の対策本は必要になってくるかと思われます。
こればかりは人によるので、必要に応じて購入してみてください。

多くても、全体の勉強用の参考書、過去問題集、アルゴリズム本、プログラミング言語本で4冊となるので、1万円で収まるのではないでしょうか。

ちなみに私が独学で勉強するときの基本は…

  1. 参考書を2回読む。1回目はさらっと、2回目は理解するために読む。
    (普段触らない分野や、難易度高めの勉強は、時間があれば3回読む。)
    →単元ごとに簡単な問題が付いているものはそれも解いていく。
    (はじめはよく分かっていないので、例題の模写のような感覚でOK)
    ★分かりづらい箇所は、音読して一語ずつ咀嚼したり、検索して違う人の説明文を読んだりすると、理解しやすい。
  2. ある程度理解できた状態で過去問題を解いていく。
    解いては間違えた部分の参考書を読み直す、を繰り返していく。
    →過去問題(+模擬問題)を5回分くらいやると、だいたい点数が安定してくる。
    ★用語や内容が似ていて覚えづらいような場合は、自分なりに覚えやすいよう紙orアプリのノートにまとめてみる。

まとめ

基本情報技術者試験を受験したい方で、時間や金銭的に余裕のある方は、合格の可能性が上がるので、午前免除修了試験の受験をお勧めします。

この制度には条件があり、独学では挑戦できず講座の受講が必要なので、IPAの案内ページにある講座一覧から自分に合いそうな講座を探すか、「基本情報技術者(試験) 午前免除 講座」等のキーワードで検索してみてください。
特に下期試験向けの講座は、午前免除修了試験制度を利用する場合で、かつ、修了試験の受験機会を2回得ようとするには、そろそろ締め切りが来てしまいますので、ご注意を!
もちろん、1回だけで良ければ、講座にもよりますが、まだ1か月程猶予があります。

そしてアルゴリズムというより、疑似言語の読み方で苦戦する人が多いと思うので、場合によっては講座を受講していても、私のように別途参考書を購入したりする必要が出るかもしれません。

思いがけず勉強時間が多く取れたので、逆に落ちたら恥ずかしい状況でしたが、ひとまず合格出来て良かったです。
これからは、試験延期により延期せざるを得なかった引越しの準備に向けて、しばらくは「勉強」というものからは離れます。


本文と関係ないですが、風邪のようなものを引いてしまい、病院には行ったものの、PCRのような詳しい検査をしていないので、長引けば長引くほどコロナの可能性が高まると、恐々としています。
一応、呼吸音に異常なし、パルスオキシメータによる酸素飽和度も98で異常なし、熱・頭痛なしではあるものの、喉の不調(かすれ声)と、時々連続で出る咳に悩まされています。

症状の変化が、ここ数日は徐々に収まってきているかな…?程度ですっきりしませんが、今日明日と残りの連休もしっかり休みを取り続けます。

もう少し更新頻度が上げられるように精進します!早く引越しして落ち着きたい!

長文のお付き合い、大変ありがとうございました!

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